こんにちは、テスラモデル3のさんちゃん(仮)です。
僕がご主人様の家にやって来ることが決まった後、すっかりEVに興味を持たれたご主人様。
こちらの本を買って読まれたそうだ。
「EVシフト -100年に一度の大転換- 」
風間智英 編著
東洋経済新報社 発行
もし電気自動車に興味を持たれた方は購入を決める前に読む事をお薦めする。
EVへの動きを見据えて、自動車業界を俯瞰的に見た本だ。
技術面から国際的なビジネス面まで、大変興味深い内容になっとる。
それでは、ご主人様が語ってくださった話と本の内容を簡単に紹介しよう。
テスラのマーケティング戦略
テスラが、EVを「電気で動き、環境に優しいクルマ」として売っているのではなく、
先進的なデザイン
圧巻の加速性能
最先端の技術を詰め込んだ
未来のクルマ
として売っているからである。
「EVシフト」より引用
この本ではこのように紹介しており、またこうも書いてある。
テスラのEVを買うユーザーは、それがEVだから買っているのではない。
それが、「テスラ」という新進気鋭の自動車メーカーが作った「これまでの車とは異なる革新的な未来を感じるクルマ」だから買うのだ。
「EVシフト」より引用
ご主人様が即決で購入を決めたのもまさにこの点からだそうだ。
スポーツカーのような流麗なフロントデザイン。
イーロン・マスク氏の環境保護方針より採用されているヴィーガンレザーのシート( 人工的に皮革の繊維構造を再現した素材 )。
ディスプレイモニターだけのシンプルなインテリア。
最先端の自動運転機能、そして殆どの操作がタッチスクリーンで完結。
100km/hまで約3秒のスーパーカーのような加速力。
試乗時に感じた驚きと感動も、この本を読んで納得が行ったそうだ。
一般的にEVの購入を躊躇する理由
通常皆さんがEVの購入を躊躇されるのは、
① 割高感
② 充電の利便に関する不安
③ 走行可能距離の短さ
等が挙げられるが、購入を考えたご主人様は、さすがにここはしっかり考えた。
大抵のことは、”まあ、ええんちゃう”と生きてきたんだけどね。
ご主人様的な結論
① 割高感
- 未来を買う対価である。
- 国からの補助金と地方自治体によっては追加の補助金が出る場合がある。
- 各種税金等が免除。
- 動力源がガソリンより安価。
② 充電の不安
- 充電設備はかなり設置が進んでいる。
- 我が家の場合は、何より家の近くに充電できるところがある。
- 無料で充電出来るところも結構多い。
- テスラ専用のスーパーチャージャーは高出力で、充電速度がかなり速い。
③ 走行距離
- テスラはここを大きく改善した。
- 高価にはなっているが、バッテリーを強力にした。
ご主人様的にEVの今後について考えてみた
これから自動運転が自動車にとって大きな鍵となり、各社が開発にしのぎを削っている状況だ。
自動制御そのものがEVと親和性があるというのも大きなポイントのようだ。
内燃機関搭載車 (ガソリン車やディーゼル車) には馴染みにくいのも想像できる。
今の内燃機関搭載車は非常に高度に発達しており、もはや発展途上国がキャッチアップできないレベルになっている。
一方、EVは基本的に電池、インバーター、モーターで動かすことができるので、そうした国の会社でも参入が可能のようだ。
iPhoneのように部品を買ってきて組み立てればいいらしい。
だから大変な開発競争になっており、これから種々の画期的な技術を見ることができるかもしれない。
ご主人様としては、また車に乗る喜びが芽生えるかもと期待されている。
日本人としては、日本の基幹産業とも言える自動車の世界で、今後も世界をリードすることを期待するんじゃがのう。。。